蒲生氏郷
蒲生氏郷のものづくり精神を次世代に繋げるEXCERA(エクセラ)の決意
蒲生氏郷人物像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

蒲生氏郷は1590年会津に入封し、築城と町づくりの本格的な経営に着守し京都や近江日野などから商工人を招き産業、政策を整えました。
その中で会津漆器は木地師・塗師を招き日野椀、南部椀を基盤とし「会津箔絵」等へ発展しました。また会津で製作された多種の美術工芸品の中では武器、武具があり甲冑を製作する人を甲冑師と呼び刀は刀鍛冶、鎗は鎗鍛冶、鉄砲は鉄砲鍛冶、鐙は鐙鍛冶などがあります。
EXCERAeyes(エクセラ会津)を表現した刀鐔の象嵌師、刀装金工を総じて「会津正阿弥」と呼ばれています。機械加工技術のEXCERA(エクセラ)はこの精密加工の精神を理解し現在の加工、そして次世代に繋げて行きたい。
戦国の変わり兜の中でも秀逸な「燕尾形兜」
盛岡南部家伝来の燕尾兜 2点
出典:公益財団法人岩手県文化振興事業団岩手県立博物館の所蔵資料


盛岡南部家伝来の兜です。会津を領した戦国武将蒲生氏郷(1556-1596)の養妹於武(源秀院・重直生母)が南部利直(1576-1632)に嫁ぐ際、氏郷着用の兜を引出物として持参したと伝えられます。
尾の部分を革、鉢の部分を鉄板で構成し、総黒漆塗仕上げとした均整のとれた造形は、戦国の変わり兜のなかでも秀逸です。その形から燕尾形兜とも呼ばれています。
岩手県立博物館のご紹介
今回燕尾兜の画像の使用許可をいただきました岩手県立博物官は岩手県の県制百年を記念して昭和55年(1980年)10月に開館した総合博物館です。地質時代から現代にいたる地質・考古・歴史・民俗・生物などの資料が展示され、岩手県の自然と文化が理解できるようになっています。
この燕尾兜が展示されているので、ご興味がある方は是非訪れてみてください。